“テクニカル・セミナー”と“料理マスタークラス”を通して、チリポークは、日本のシェフや業界のセールス・リーダーにチリ産豚肉のメリットを印象付けた

2022年10月15日

二つの取り組みは共に、より広範な戦略の一環として行われたもので、豚肉産業の生産プロセスから、豚肉の持ち味を利用して最終的に美味しい料理に仕上げるまでを紹介することにより、HORECA業界、および、インポーターや潜在的顧客 […]

二つの取り組みは共に、より広範な戦略の一環として行われたもので、豚肉産業の生産プロセスから、豚肉の持ち味を利用して最終的に美味しい料理に仕上げるまでを紹介することにより、HORECA業界、および、インポーターや潜在的顧客に、チリ産豚肉について最良のイメージと認識を抱いてもらうことに焦点を当てている。豚肉により、チリは、最高レベルの製品の生産国としての地位を築いている。

イベントは、チリ貿易振興局のサポートを得て、チリの豚肉輸出産業チリポークによって開催され、日本とチリの外交関係樹立125周年記念の枠組みの中で行われた。10月13日(木)、パンデミックが始まって以降、日本で最初の対面による料理マスタークラスが、東京のもっともプレステージの高いホテルやレストラン・チェーンのエグゼクティブ・シェフ20名を集め、全日本司厨士協会のメンバーと共に行われた。

マスタークラスのメイン・シェフは、大坂勝だった。フレンチ料理のシェフで、著名なレストラン学士会館の料理長を務め、現在は、東京で様々なレストランや企業のコンサルタントとして活動している。今回彼の助手を務めたのは、彼の弟子のひとりである田中シェフで、一緒にチリ産豚肉を使った次の料理3品を作った。“チリポークロース肉の低温調理 ニンニク風味のリンゴソース”、“チリ豚ばら肉のキューブ、秋仕立て”、“チリポークばら肉のコルドンブルー仕立て(オードブル)”

大坂シェフは、「日本に入って来る冷凍製品の中で、チリの豚肉はとてもいいです。チリでは、かなり小麦が生産されていて、豚に飼料として与えています。そのため、リノール酸を豊富に含んでいるので、豚の脂肪の融点が下がるのです」と述べた。

同日、豚肉の輸入に関わる80名以上の参加者を集め、豚肉産業のより個別的な情報を提供する目的で、“チリポーク・セミナー”も開催された。同セミナーでは、アジアでの対チリ投資担当であり、現在は駐日チリ大使館商務・農務代理担当官でもあるビセンテ・ピント、業界ブランド“チリポーク”を促進し、それを代表する協会チリカルネの執行会長フアン・カルロス・ドミンゲス、そして、グローバル・アグリトレンズCEOのブレット・スチュアートが、世界における食肉の今後の見通しや、食品安全、バイオセキュリティ、サステナビリティの分野でチリの豚肉産業が行っていることを示すため、様々な発言やプレゼンテーションが披露された。

「ここ数年で、私たちは、アジア市場、とりわけ日本において、インポーターやディストゥリビューターに対する地位の確立からシェフや戦略的なデジジョン・メーカーへのアプローチへと歩みを進めました。このことは、私たちの中・長期的な販売計画において鍵となるものです。バイヤーの信頼を得た後、チリ産豚肉の高い品質基準を強調しながら、トップブランドとして地位を築くべく前進したのです」と、フアン・カルロス・ドミンゲスは述べた。

日々、世界中で1,200万人がチリ産豚肉を食べている。その特性の一つについて、大坂シェフは、「豚は、人間より、体内温度が低いのです。融点がさらに低いため、肉の味に好ましい影響を与え、より柔らかく、ジューシーな肉になるのです。それが、私のチリ産豚肉に対する印象です」と強調した。

イベントの中で、フアン・カルロス・ドミンゲスは、出席者に次のように呼びかけた。「チリ産豚肉をぜひ知って頂き、そして、選んで頂ければと思います。なぜなら、チリは、サステナビリティに真に強い決意を持って取り組む産業により生産された、高水準の衛生、安全性(無害性)、バイオセキュリティと唯一の品質を有する製品を提供する国だからです。」

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